コンピュータのリソースを操作するための、オペレーティングシステムが持つ機能の一つ。
ファイルとは、主に補助記憶装置に格納されたデータを指すが、デバイスやプロセス、カーネル内の情報といったものもファイルとして提供するファイルシステムもある。
より正確に定義すれば、ファイルシステムは抽象データ型の集まりであり、ストレージ、階層構造、データの操作/アクセス/検索のために実装されたものである。
ファイルシステムを特殊用途のデータベース管理システム (DBMS) と見なせるかどうかは議論があるが、ファイルシステムとデータベース管理システムには多くの共通点がある。
元々はファイリングシステム(文書管理システム)から生まれた語である。
コンピュータネットワーク(英: Computer network)は、複数のコンピュータを接続する技術。
または、接続されたシステム全体。
情報化社会の基盤をなすため、通信インフラといわれる。
最も初期のネットワークは、メインフレーム (大型汎用機) と専用端末を、独自のケーブルで接続したものである。
かつてはメーカーごとに様々な規格のネットワーク技術が開発され、相互接続性の問題が大きかった。
現在はインターネットで利用されている技術を利用することが多い。
ネットワークを応用したシステムに、インターネットショッピング、グループウェア、デビットカードなどがある。
LANなどのネットワーク上でのディレクトリをディレクトリ・サービスという。
ネットワークは、ネットワーク階層と呼ばれるもので分類されることがあり、その際には業界標準である4層のTCP/IP参照モデルを標準として参照する。
学界では7層のOSI参照モデルがよく知られているが、多くのネットワークはTCP/IP参照モデルに準拠していると言える。
コンピュータセキュリティとは、コンピュータを災害、誤用および不正な利用からコンピュータシステムを守ることであり、ハードウェア、ソフトウェア、データのいずれについてもその機密性、完全性、可用性を維持することである。
不正な利用とは、第三者による秘密情報へのアクセスや、許可されていない操作の実行などが含まれる。
この語は、しばしばコンピュータセキュリティ(安全性)を保つための仕組みや技術を指すために用いられてしまう。